「ケアマネージャーって、どのくらいの給料を貰えるんだろう?」
「ケアマネージャーの仕事内容ってどんなことをするの?」
そんな疑問をお持ちでないですか?
ケアマネージャー、通称ケアマネは介護職で最高峰の資格と言われています。
あなたもおそらくこれからケアマネを目指す一人かもしれません。
この記事ではそんなあなたのためにケアマネの給料と年収、仕事内容を解説していきます。
ケアマネージャーになるには?

ケアマネージャーになるには介護福祉士を取得し、さらに5年の実務経験が必要になります。
2017年度までは実務経験5年でケアマネージャーになれました。
しかし2018年からは介護福祉士を取得後に5年もの実務経験を積まなければいけなくなりました。
下記では最短でケアマネージャーになる期間を具体的に紹介しています。
ケアマネージャーの給料・年収のはいくら?

厚生労働省の調査によると、ケアマネージャーの平均年収は370万。
厚生労働省「平成27年 賃金構造基本統計調査」の結果をみてみましょう。
ケアマネージャーの平均月収は261600円。平均年収だと370万となっています。
ケアマネージャーの給料は介護職の中で高い!
「介護職=低給」というイメージが強いですが、ケアマネになればこれだけの給料がもらえることになります。
介護職の中でこの給料・年収はかなり高めですよね。
介護職の平均年収は310万。
ということは、介護職の平均的な給料と比べて年間60万も高いことになります!
1年間でこれだけの給料の差が出るとなると、かなり高いことが分かりますね。
ケアマネージャーの給料の手取りは22〜24万
ケアマネージャーの給料「261,600円」というのは総支給。
ケアマネージャーの給料手取りでいうと22〜24万ということになります。
ケアマネの給料は働く場所によって違う
・・・ですが、
厚生労働省が調査したこのケアマネの給料はあくまで平均。
職場によって給料は大きく違ってきます。
これよりも高い給料をもらっているケアマネもいれば、もちろん低いケアマネもいます。
ケアマネ実は働く施設によって給料が全く異なります。
大きく分けると・・・
・医療法人
・社会福祉法人
・個人事務所
によって給料は変わってくるんですね。
母体が大きい医療法人などではケアマネの給料は高い傾向にあります。
一方、小規模なところでは低い傾向にあるんですね。
実際のケアマネの給料を調査!
ケアマネージャーの給料は実際いくらもらえるのか調査してみました!

▲月給270,360円〜300,360円

▲月給261,000〜319,000円

▲月給300,000〜350,000円
たしかにケアマネージャーの給料は介護職の中ではかなり高いですね。
ですがここで紹介しているのは給料の多い求人で、職場によっては介護士並みの求人もあります。
ケアマネージャーに就いて高い給料をもらいたいなら、施設選びが重要となってきそうですね。
ケアマネージャーの仕事内容は?

ケアマネージャーの主な仕事内容は次のようになっています。
- 高齢者本人やそのご家族と面談(インテーク)
- 要介護認定の書類作成
- ケアプラン作成
- 担当者会議の設置
- モニタリング
この中でもケアマネの主な仕事内容は「ケアプランの作成」。
ケアプランとは
高齢者が元気に過ごすために介護サービスを受ける際の予定表のようなものですね。
利用者の情報収集や分析を行い
ケアプランを作成していくのがケアマネージャーの仕事内容です。
高齢者本人やそのご家族と面談(インテーク)
ケアマネージャーの最初のお仕事は「高齢者本人やそのご家族と面談」から始まります。
インテークとも呼び、ケアマネの役割を伝えると同時にご利用者やその家族がどんなことを望んでいるかをしっかりとここで聞きます。
要介護者認定の書類作成
高齢者は要介護認定を受けてから介護保険サービスを利用することができます。
この要介護認定を受ける時に素人では難しい専門的な書類の作成をしなければいけません。
そんな時こそケアマネージャーの仕事です!
要介護認定はケアマネージャーの大切な仕事内容です。
ケアプラン作成
ケアマネージャーの仕事内容の中でもっとも重要なのが「ケアプランの作成」。
このケアプランがあることによって高齢者は介護サービスを受けることができます。
ケアマネージャーはその高齢者の状況をしっかりと把握したうえでケアプランで目標を設定します。
ケアプランを作る際は利用者本人やご家族本人にわかりやすいような言葉で書くことが大事です。
担当者会議の設置
利用者にあった介護サービスを決まったらサービス担当者会議をセッティングします。
サービス担当者会議では利用者が実際に利用する施設の主治医などがいます。
介護サービスを受ける利用者の状態やこれからの課題・目標を共有するのが会議の主な目的です。
モニタリング
介護サービスが始まったらケアマネージャーの役割は終わり、
というわけではありません。
サービス利用者の状態は日々変わるので定期的に利用者のところに行き、利用状況や健康状態の把握をします。
これをモニタリングと言います。
モニタリングはその時々に合った介護サービスを選んでいくのが仕事内容です。
ケアマネのその他の仕事内容
その他にもケアマネージャーは次のような仕事内容があります。
介護サービスと高齢者をつなぐ役割なだけあってやることがたくさんあるんですね。
- 新規利用者の獲得・対応
- 入院している利用者の元へ行き健康状態を確認
- 介護保険の給付を請求する
- 苦情の対応
- 緊急時の対応
・・・などがありますね。
ケアマネージャーの仕事内容を見ていると
いかにケアマネが重要な役割を担っているかが分かります。
業務が多いのもそうですが、臨機応変な対応も必要になってきます。
社会福祉士とケアマネージャーの仕事内容の違い

ケアマネージャーと社会福祉士の仕事内容は似たようなものだと思っている人も多いですが、実際は全く異なります。
社会福祉士は高齢者に限らず様々な立場の人に対する相談業務を行います。
そのため、
- 公的機関
- 児童福祉施設
- 民間企業
- 社会福祉協議会
- 高齢者施設
など様々な施設で働き、相談業務に乗るんですね。
一方ケアマネージャーの場合、介護保険制度に沿って高齢者に対しての相談業務やケアプランの作成を行うんですね。
ケアマネージャーになるためにまずは職場選びを!

ケアマネージャーは給料が高く仕事内容も重要なポジションを担っているため、目指しがいのある資格です。
ですが、ケアマネージャーになるには実務経験を積まなければいけません。
介護職は職場によって働く環境が異なり・・・
・毎日サービス残業2時間
・休日出勤当たり前
・月の給料は15万
なんて職場もあります。
そうした職場を避けて、働きやすい環境でケアマネージャーを目指すにも、最初の職場選びはかなり重要。
下記でこれから介護職に就く人におすすめの職場の探し方をご紹介しています。
転職に失敗しないためにもぜひご覧ください。
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