介護事故で落ち込んでいる人に転倒事故で骨折させた僕が伝たいこと

介護職に就いていると介護事故を起こしてしまうことがあります。

介護事故を起こした時って本当に落ち込みますよね。

もう精神的に辛くて、正直言って介護職から離れたくなります。

僕は介護職に8年勤めていたんですが、一度利用者の方を転倒事故を起こし骨折させてしまったことがありました。

この記事を、同じく介護事故を起こしてしまった人に向けて書いていきます。

介護事故に多い事例は?

介護事故には主に2種類の事故があります。

  • 転倒事故
  • 誤嚥

・・・の2種類。

介護事故を起こしてしまった人の多くはこの2つに当てはまるのではないでしょうか?

介護事故に多い「転倒事故」

介護事故の中でも特に多いのが転倒事故

高齢者の方は私たちが思っている以上に足腰が弱く、歩行したり身体のバランスを取るのが大変です。

僕が介護事故を起こしてしまったのは利用者の移動介助中でした。

車椅子を押している時に利用者がバランスを崩して車椅子から落ちてしまったんですね。

その時は利用者の方も「大丈夫」と言っていたんですが、翌日に膝が真っ赤に腫れており、病院に診察にいったところ骨折だという事が分かりました。

利用者が自ら転んでしまったとはいえ、僕が集中力を切らしていたのも事実。完全に防げることができた転倒事故です。

利用者を骨折させた当時は、もう自分は介護士として働く資格はないと思いました。

介護事故の8割は転倒事故。

介護事故を起こした人の中には、同じような状況の方もいるはずです。

介護事故「誤嚥」

食事時介助中に気をつけなくてはいけないのが「誤嚥」

高齢者の多くは自力で飲み込む力が弱くなっており、肺に食べ物が入って肺炎にかかってしまうケースもあります。

最悪の場合は死に至るケースも。

誤嚥は介護事故の中でも本当にリスクが高いです。

介護事故を起こしてしまった人に伝えたいこと

介護事故は防止できることとはいえ、人間誰でもミスや間違いはあります。

どんな仕事も完璧に行う人なんていません。もちろん、だからと言って介護事故が許されるわけではありません。

でも僕が言いたいのは、必要以上に自分を責めて欲しくないということ。

介護事故の多くは介護士がもっと意識していれば、防げるものが多いのは確か。

でも介護士も一人の人間。介護職に携わっていれば、介護士の多くは必ず介護事故は起こしてしまいます。

多くの介護士はそこを乗り越えて勤め上げていくのです。

事故を起こしてしまったことで「次は絶対に起こさない」と心に刻めば良いのです。

介護職に携わり恩返しをする

ある介護士で方で、同じく誤嚥事故を起こしてしまった方がいます。

介護事故を起こして上司の方に相談した時

「その経験を命を懸けてしてくれた相手に感謝しなさい」

と言われたそうです。

 

夜勤中の朝、他社の食介をしていると背中のほうからスプーンが落ちる音がして振り向きかけつけると息をしていませんでした。

自己にて摂取される方で油断しており、意識も食介の利用者だけにむけてました。

そしてそのまま…。

幸いだったといえば不謹慎ですが、誤嚥ではなく心臓発作が診断。
喉にはなにもつまってはいませんでした。

しかし、警察沙汰になりました。

ショーとステイ利用中の利用者で、かかりつけ医が施設の医師とは違うため、かかりつけ医の意向で死亡処置をすることになり、死亡原因の追求のためですが。

そのおかげで誤嚥の可能性0となったわけですが私はすごくショックでした。

もしも、あたしがその利用者に意識をむけていれば、早く気づいていれば助かったかもしれない。

もう、介護の仕事をやる自信がないと。

本当にやめようって思いました。

でも、上司に言われた言葉。
「自分を可哀想だと思うな、この仕事をする限りいつかこんな経験をすることがある。その経験を命を懸けてしてくれた相手に感謝しなさい。」

「これをきっかけにやめるのは許さない。仕事を続けることで謝罪しなさい。」

やめて忘れるのはもちろん簡単にできます。でもそれをしても変わらないんです。

だって一生忘れられない経験ですもん。

だったらいまは苦しくても、続けることで謝罪しましょう。

同じことは繰り返さない。あたしはそう誓いました。

引用:Yahoo!知恵袋

 

介護事故を起こしてしまった時は本当に辛いです。

でも、この上司の言う通りですよね。介護事故を起こしてしまった後、自分がどう介護職に取り組んでいくかで、介護事故の意味は変わってきます。

介護事故を通して教えてくださった利用者のためにも。

でも、どうしても辛かったら逃げても良い

介護事故を起こした時、「介護職で恩を返していく」というのも一つの道です。ですが事故の大きさによっては、

「もう介護士として働けない」

と思ってしまう人もいるかもしれません。

でも、僕はその選択を否定することはできません。なぜなら人間はそれほど強くないからです。

・・・でも、もし、

「今の職場からもういなくなりたい・・・でも自分は介護の仕事しかできない」

そう思うなら、他の職場で再出発をすることも考えてください。

なにはともわれ、介護士を続けていれば誰もが一度は起こしてしまうことです。自分を責める必要はありませんよ。

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